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『すべては今のためにあったこと』 [本]

著者の中山靖雄氏は、修養団・伊勢道場の館長を
務め、病を得たこともあり、現在は退任している。

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昨年は伊勢神宮の年式遷宮と、出雲大社の遷宮が
重なった珍しい年だった。

二千年に及ぶ、伊勢の二十年ごとに行われる遷宮
とは異なり、出雲の遷宮は其の間隔が定められては
いない。

昨年の遷宮は六十年ぶりだったが、その前の遷宮は
七十二年の間があった。

このたいへんめずらしい年に、この本を手にしたのも
何かの縁だろうか。

ことば(言葉)は、ことだま(言霊)からきているという。

たましい(魂)は、たま(御霊)と、しい(思惟・心)から
成り立っているという。

エッセーとして、わかりやすいことばで綴られた文章
は、読む者にすんなりと浸み込んでくるだろう。

それは、不変の真理(まことのことわり)が言葉(言霊)
を通して魂に響くからだ。

さんざん哲学書を読み漁ったりしてきたが、こんなに
すずやかに腑に落ちる"ことば"に満ちた本は初めて。


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