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マイセン [旅行]

《昨日の記述に間違いを発見。イェーナはザクセン州の
西隣に接するチューリンゲン州の街です》


ドレスデンで驚いたことの一つ。

街中を建物伝いにハリネズミがちょこちょこと這っている。
ペットの類ではなく野生らしいが、誰も気に留めていない。

公園を散歩していると野兎の巣がいくつもあり、何羽も
跳ねまわっている。

やはり、大人も子供も興味なし。

日本だったら、追いかけ廻されるのではないだろうか。


ドレスデンから、エルヴェ河の遊覧船でマイセンを訪れた。

その日は小雨が降る晩秋の様な気温で、船上でコニャック
を何杯も空けてストーヴ代わりにした。

マイセンのアンテイーク磁器が、日本の某デパートでは現地の
十数倍の値段でショーケースに並べてあった。

東ドイツを発つ日の朝、ベルリンへ向かう道中にガイドを付けた。

ホテルのエントランスで待ち合わせて、現れたのは女性のガイド
と、ダンディなドライバーだった。

彼女は、同年代だということが見て取れた。

しかし、やはり彼女は、学生が夏休みのヴァカンスに来たのだと
思ったらしい。二十歳にみられた。

日本に興味を持ち、上智大学で日本語の猛勉強をこなしたと云う。
機会があれば、また日本に戻って学問を続けたいとも訊いた。

テキパキと優秀なガイドを務めてくれる彼女は、言動も遠慮なく、
私の片言のドイツ語は発音が曖昧で何を言っているのか
わからないと、上手な日本語で忠告された。

それは、ごもっとも。

そして、ベルリンまで運んでくれる車両は、ソ連製の官僚が乗る
様な高級セダンだった。


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